フォト
無料ブログはココログ

« お世話になった本屋さん。 | トップページ | 『手から、手へ』を作りました。 »

2012年6月13日 (水)

「新しい」本を作ります。

「新しい本」の編集作業に入りました。

Img_0001Imgぼくにとって久しぶりの本作り。
『ひろしま』(石内都)以来である。
『ひろしま』が2008年4月発売なので、じつに4年ぶりの
仕事である。

フリーになっての初めての本作り。
ワクワクするし、緊張もしている。

本のアイディアが閃いたのが、2009年6月である。
それから、ずーと考えていた。
四六時中考えていた訳ではないが、折に触れ考えていた。

関連する書籍を可能な限り購入し、眺めて、読んだ。
ゆかりの土地に取材旅行もした。

アイディアは、ある何かに触発されて、突然湧き上がってくる。
天から降ってくるというより、自分の内側から、
ぱっと飛び出してくる。

これは本になるぞ、と閃いた瞬間は歓喜だが、
それからは辛苦が待っている。
アイディアは骨格みたいなもので、肉を付けていかないと、
作品にはならない。

本に必ずなる、という保証はどこにもない。
アイディアのままで、成長しなかったプランはいくつもある。
出口に見えない不安の中で、考え続ける。

何度も行き詰る。何度も絶望する。
でも、何度も立ち直って、次の手を、別の方法を
模索する。

歳をとっていいことは、無理をしなくなった。
無理が出来なくなった。壁に突き当たったら、散歩に出る。
昼寝する。今日の仕事は辞めにする。

10時半ごろ仕事をはじめ、6時半には仕舞にする。
いわゆる残業はしない。そのかわり、毎日働く。
ほかにすることもないので、土日も事務所に出たりする。

『ここが家だ-ベン・シャーンの第五福竜丸』と『ひろしま』は、
アイディアが浮かんで、本にしようと決めたら、
企画に最適の作家を探し出し、依頼し、
そして、プロジェクト・チームを組んで仕事を進めた。

今回は、すべてを一人で進めている。
自分のアイディアを、自分で作品にする。
昨年の10月に、アイディアは作品に成長した。

幸い、望外の版元と出会うことができた。
秋に発売する予定である。

仕事は内緒に進めます。
当分は、企画について具体的に語れない。
固有名詞は明かせない。

でも、本ができるまでを、同時進行ドキュメントします。
隔靴掻痒、お許し下され。

« お世話になった本屋さん。 | トップページ | 『手から、手へ』を作りました。 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

同時進行ドキュメント、楽しみに読ませていただきます。

長年温めてきた企画が、実現していく過程を知る機会は一般読者にはあまりありませんから。
出来上がる本ともども期待しています。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/582767/54942548

この記事へのトラックバック一覧です: 「新しい」本を作ります。:

« お世話になった本屋さん。 | トップページ | 『手から、手へ』を作りました。 »